ボクは決意し、すぐにその決意を胸の奥底に沈めた。
ボクは勇者を許さないことにする。こいつが頂上に居座るピラミッドを必ずゴーレムで踏み潰してやる。遠くない未来に、そんなゴーレムを必ず作り上げてみせる。
こうしてボクに――テッド・ディリンジャーの退屈な人生に目的が生まれたんだ。
魔王が勇者に倒されて数年後。貴族の次男坊、テッド・ディリンジャーは、無理やり押し込められた寄宿学校を脱走。その逃亡の最中に山中でゴーレムに救われる。その瞬間、テッドは思い出す。自分の前世が孤独死したロボット技術者だったことを。
ゴーレムに出会った元ロボット技術者、ゴーレムの改良に着手する。ハヤカワSFコンテスト受賞者によるメカニックファンタジー。ライトノベルをはじめて書いたというだけあってか、普通の会話と情報の詰め方の波がだいぶデコボコしている気がした。良い部分もあるけど個人的にはあまりピンと来なかったかなあ。
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