誰かにすがっても、どれだけ否定されても、無謀だと笑われても、構わない。
僕は姉さん以上の
星輝剣 の使い手になりたい。姉さん以上でなければ、僕が生きている意味はないのだから。
はるか昔。空から落ちてきた星屑獣たちによって、人類は地上を追われ、
滅びつつある世界、英雄になりたい少年と星から落ちてきた少女のボーイ・ミーツ・ガール。一直線が故に近視眼で、まったく融通が利かない男の子の失敗と成長を描く。王道、あまりにも王道。不器用で自分勝手、未完成な子供らしい視点に、よく言えばじりじり、悪く言えばイライラもさせられたかな。王道のテーマに乗せた、等身大の少年の物語だったと思います。